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 IMコンサルタント 美容コンサルタント平松由貴 
 *執筆・講演・取材依頼等は、Email:info@hadahari.com または平松由貴オフィシャルウェブサイトから
 

知っておきたい化粧品成分

知っておきたい化粧品成分


 化粧品(スキンケア化粧品を含む)の成分は、
 有効成分だけではありません。
 使用感をよくするため、保存しやすくするために
 いろいろな成分が混ざっています。
 その中でも知っておきたのが、

 1、界面活性剤
 2、タール、香料、金属
 3、防腐剤
 
  などです。







1、界面活性剤

 
   「界面活性剤」という言葉を初めて聞きました。
    何のために化粧品に入っているのでしょうか?


  界面活性剤は化粧品には欠かせない成分です。
    1、成分を混ぜるために配合
      通常、水と油は混ざりませんが、
      乳液など化粧品は分離せずにキレイに成分が混ざっていますよね
      それは、界面活性剤を配合することで成分を混ぜ、使いやすくしています。
      リキッドファンデーションなどの粒子も、
      界面活性剤によって分離せずに使いやすくなっています。


   使いやすいのは界面活性剤のおかげなんですね!


  他には、
    2、汚れを取るために配合
    3、成分を浸透させやすくするために配合しています。
    なので界面活性剤は必要な成分なのです。
    ほとんどの化粧品に含まれているといっていいでしょう。


   お肌によい成分ではないのですよね?


  はい。界面活性剤は油分を吸着する作用もあるため、
    お肌の油分を奪ってしまうのです。
    ですから、毎日のようにたくさんの化粧品を使うことで、
    それだけ界面活性剤をお肌に塗りつけることになります。
    その結果、乾燥肌になりやすくなってしまいます。
    (*クレンジングや洗顔料は汚れを落とすために界面活性剤は必要になります。)
    


   今まで、塗れば塗るほど肌に良いと思って、
    たくさんのスキンケア化粧品を使っていました。
    では、スキンケアはどうすればよいのでしょうか?
    何も塗らないと肌が乾燥してしまいます。


  はい。「洗顔後はクリームだけ」が、できるだけ界面活性剤などを
    控えることができ、乾燥からも守れる方法です。
    詳しくは
「化粧品の選び方」でお話していますので、
    是非ご活用ください。






2、タール、香料、金属(クロム・ニッケル)


  香料は知っていましたが、タールや金属まで配合されているのですか?


  はい。必ず含まれているわけではありませんが、
    これらは、アレルギーを起こしやすい成分です。
    金属アレルギーになりやすいのはクロム、ニッケル、コバルトとされています。
    クロムは、合成香料製造のため使われ、
    ニッケル、クロムはファンデーションなど顔料に含まれる場合があります。


   使わないほうが良いのでしょうか?


  使っても大丈夫です。
    ただ、クスミの原因にもなるので、メイクは早めに落とすようにしましょう。
    アレルギーの人は、これらの成分に強く反応することがあり、
    かゆみ、赤み、腫れ、タダレなど異常が出たらすぐに止めましょう。
    海外の化粧品は、日本で使われなくなった成分が配合されていることがあるので、
    注意が必要です。


   よく、化粧はすぐ落とした方がイイって言いますよね。
    やはり、肌が綺麗な人はメイクをすぐに落としている気がします。 






3、防腐剤


   防腐剤って漢字のとおり、化粧品を腐らせないようにするための成分ですよね?


  はい。その通りです。腐った化粧品はお肌に悪いですし、
    防腐剤は化粧品には必要な成分です。
    しかし、使い過ぎは皮膚の菌のバランスを乱し、
    抵抗力が低下、カブレ・ニキビができやすくなります。


   使う化粧品を少なくすれば、その分防腐剤も減らせますよね。


  その通りです。
    お肌が良くない状態になると、
    焦る気持ちからたくさんの化粧品を使ってどうにかしたくなりますが
    省くことの方が大切なのです。洗顔後のケアは一種類くらいにしましょう。











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